投資

投資のアノマリー

堅実個人投資家のタイセイ@investertaiseihです。
皆さんアノマリーというのはご存じでしょうか。
相場には時期や環境によって癖のような習慣があり知っていると有利な投資が出来るようになります。
今日は相場のアノマリーについてまとめて見ました。

 

目次(クリックで飛べます)

アノマリーとは

マーケットにおいて、はっきりした理論的な根拠を持たないが、よく当たるかもしれないとされる経験則のことです。

 

パフォーマンスの向上につなげられる可能性もあり、活用している投資家も多いです。例えば金曜日は休み前に一旦手仕舞うので株価が下がり安く、月曜日は上がりやすい。

 

12月は安くなり1月は上がりやすい。米国株は中間選挙の年が安くなり、大統領選挙の年に向かって上がる。

 

また為替(ドル円相場)については、大統領選挙の年とその翌年は円安ドル高が進み、反対に中間選挙の年とその翌年は円高ドル安に振れるという傾向がある。満月の日はドルが強いなどなど沢山あります。

もちろんこれだけを投資基準にするべきではないですが、買おうと思っている時のタイミングでアノマリーが当てはまれば買う気持ちの後押しになるくらいな感覚です。まあ知っておいて損は無いでしょう。

 

一昔前、「サザエさんの視聴率が良いと株価が下がる」っていう本が話題になりましたね。

これも日曜の夜に外食を控えて自宅にいる人が多いので景気が悪くなるという理に適っているもので、このような説明がつくのが多いです。

 

良く当たるアノマリー

この中で特に私が良く当たると思っているのは大統領選挙の年は株価が上がるということです。

 

これは明確な理由があり米国では投資信託や株などの資産運用をしている人が日本と比較して

圧倒的に多いので株価が国民の生活に大いに影響を受けるので人気獲得して大統領選挙を勝ち取るために株価を上げる政策をバンバンしていきます。

 

そして今年は大統領選挙の年ですね。私はもちろん前半は強気で見ています。

 

日本と米国の資産比率

日本の資産比率は現金50%以上、株、投信20%以下

米国は現金15%程度で株、投信50%以上。

 

この辺も米国株と日本株の大きな差が出る原因の一つでしょう。

それに反動して後半から翌年にかけて株価対策の玉が無くなり暴落することが多いです。リーマンショック時も大領選挙後でした。

 

 


月のアノマリー

1月:1月の株高
2月:節分天井
3月:彼岸底、決算対策売り
4月:新年度相場で株高
5月:5月の鯉のぼりの季節を過ぎたら売り
6月:梅雨調整
7月:サマーラリー
8月:お盆閑散相場
9月:彼岸底、決算対策売り
10月:頭を垂れる稲穂相場
11月:ヘッジファンドの決算月
12月:12月の株安、餅つき相場

 

過去の統計的にも10月に買って5月に売るのが儲けやすいのは立証されてます。

 

※本記事を読んで生じたいかなる損害も一切責任を負いかねます。最終的な売買の判断はご自身の責任のもとでお願いいたします。

15年以上経験を積み堅実な投資手法で毎年着実に平均10%以上の利回りを上げています。『これだけは知っておきたい一番大事なお金のこと:一億総投資家時代の賢い生き方』にてAmazon電子書籍5部門1位。投資の儲けは我慢料。モットーは成功するまで続ければ失敗しない。不幸はお金である程度防げるけど幸せは人間関係でしか得られない

6件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です