インカムゲインとキャピタルゲインのどちらが資産形成に向いているのか

こんにちは～こんばんは～堅実投資家のタイセイ(@investertaiseih)です。

最近は明らかに投資家人口が増えてきたと感じます。

今後の日本の活力を上げるためにも非常に喜ばしいことです。

そこで今日は投資を始める方や自分の投資手法が確立していない方に向けて配当などの定期的に入る収入のインカムゲインと株価の値上がりを狙う

キャピタルゲインのどちらを狙うべきなのかを考えてみます。

あくまで私の主観になりますので一つの考え方の参考になれば幸いです。

※この記事は3分程度で読めます。

インカムゲインのメリットとデメリット

株のインカムゲインと言えば配当金になります。その場合はやはり配当株ということになります。

高配当株はメリットと言えば定期的に入ってくる収入なので相場が不安定な時や損失を抱えていても年に1回又は2回配当が入ると心の支えになります。

もちろん減配や廃止のリスクもありますので業績が安定している会社が大前提です。

デメリットとしては配当狙いの投資は基本的に安定はするけど大きな利益を狙いづらいことです。

投資金額が大きくないうちは特に配当金狙いで投資をしてもなかなか増えている実感がわかないです。

対策としては暴落などなるべく安い時に買えばそのような株もキャピタルゲインもおまけで付いて来ます。

また自分の給与などから定期的に元本を増やして行くのも良いです。

元本自体が増えて行けば例えば100万円で利回り５％だと1年で5万円の利益ですが1000万円を5%で運用すると50万円の利益なので

元本が大きい程、資産の成長が早まります。高収入の人や毎月給与から投資に回せる人などが向いています。

キャピタルゲインのメリットとデメリット

キャピタルゲインの場合は値上がり益を狙うので成長株や割安株を買うことになります。

成長株は高配当の株と比較すると値動きが激しいので大きく値上がりすることもありますが、そこまで到達するまでに

保有中は3割や5割など大きく損失を抱えることも多々あります。よっぽどの信念が無いと大きく値下がりした段階で諦めて売ってしまい

その後に大きく値上がることも多々ありますので最初の目利きと買うタイミングや保有の握力が重要になってきます。

割安株の場合は資産に対して割安で放置されている株を買う手法ですが割安のまましばらく放置されたままの可能性もあり値上がりを待てずに売ってしまうパターンが多々あります。

まとめ

まずはあなたが投資をする目的を考えてみてください。その目的を達成するにはいくらの資産が必要なのか。

例えば老後2000万円問題で老後の不安があるという方ならインデックスの積立ファンドを老後までやればよいと思います。

こちらの記事も参照⇒投資信託の始め方

例えばあなたが40歳だとして25年間積み立てをするとすれば毎月4万円を年利５％で運用すれば元本1200万に対して2382万円になっています。(税金考慮せず）

こちらの金融庁のサイトで自分なりにシミュレーションをしてみると良いです。

もしくはアーリーリタイヤやセミリタイアしたい場合はそれなりのリスクを取っていくことになります。

基本的には年間で使うお金の25倍以上の資産が必要だと言われています。これは毎年４%以上の運用利回りであれば年に４%ずつ切り崩しても資産を減らさずに生きていけるという事です。他のインカムで例えば不動産の家賃収入や他に収入があれば必要資産が少なくて済みます。

いずれの投資にも一長一短がありますので自分の目的や向き不向きを考えてやるか、もしくはどちらかに絞る必要は無く割合を決めて両方やるのが良いです。

また自分のリスクの許容度がどれくらいかだと思います。一般的には20代、30代の若者や独身だとリスクが取りやすいと思うので投資資金の中で成長株をメインに攻めの投資の割合を5割以上など多めにしても良いかと思っています。

もちろんそこに行きつくまでに書籍などの勉強や経験が必要ですが。

そしてある程度の資産が出来たら守りのインカム狙いの投資に切り替えるパターンが良いかと思います。

私の場合は毎月の給与からは積み立てファンドに回しているので個別株の元本は、ほぼ増やしていないです。

積み立てはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの割合が投資金額の5割以上で10年以上やっているので利益がある程度乗っていることもあり個別株でそれなりの冒険が出来ています。

それでも比較的慎重派なので成長株の比率は3割程度に抑えているつもりです。

そのように現役世代は取り崩さない積み立てファンドを毎月やりつつ個別で一部攻めるという手法はお勧めです。

※本記事を読んで生じたいかなる損害も一切、責任は持てません。

最終的な売買判断は自己責任にてお願いいたします。