子供のマネーリテラシーを上げるマネー教育
こんにちは~こんばんは~堅実投資家のタイセイ(@investertaiseih)です。
皆さんは子供の頃、親からお金の教育を受けましたか。
私はお金の教育を受けた記憶はほとんどなく言われてたとしたら「なるべく貯金をしなさい」ってこと位でしょうか。
親世代(団塊世代)は郵便局や銀行に預けているだけで5%以上などの利回りを取れてた時代もあり高度成長期を生きてきたので
ひたすらガムシャラに1つの会社で働くのが美徳とされた時代なので親は現役を引退しましたが投資に関してなど未だに知る由も無しというところでしょう。
もしも自分が子供の頃からお金の教育を受けていたら、もし10代から積み立て投資をしていたらと思うと今頃、
人生の選択肢の幅がもっと広がっていたと思います。
そこでせめて自分の6歳の息子にはなるべく早いうちから金融教育をしようと思っています。
今日は現状6歳でやっていることと今後の金融教育の方針をまとめました。
1つでも良かったら参考にしてみてください。
※この記事は5分程度で読めます。
目次(クリックで飛べます)
マネー教育 6歳実践中
6歳は小学校1年生の前半だとまだ足し算や読み書きもままならない状況です。
現状はお小遣いは上げていなく何かお手伝いをした際に10円~100円位を上げるようにしています。
お手伝いは与える物では無く自分で誰かのためになることを見つけさせます。
家庭内での役割を見つけることで責任感や自主性が見につきます。
お小遣いを上げる際に貯めるお金、使うお金、寄付するお金、増やすお金(投資)4分割された豚の貯金箱を使用して自らどこに入れるか決めさせています。
詳細はこちらの記事をご参照下さい。
子供が何か欲しいと言うものは本など親があった方が良いと思う物以外は誕生日かクリスマスにサンタさんに貰うのどちらかで対応しています。
この年齢だと欲しいと思ってもコロコロと心変わりがあるので年に2回自分で意思決定させる癖をつけることに繋がります。
また買い物時にお菓子は100円か200円までと設定して自分でなるべく計算させて選ばせるようにしています。
それによりお金の価値を知り自分自身の価値観も形成されます。
最近では以下のお金のドリルを一緒に教えながらやっています。
マネー教育 10歳以降の予定
このころには家族と遊びに行くよりも友達と遊びに行くことも多くなっているので小遣い制になっている予定です。
もしも小遣いを超えて欲しい物をねだって来た場合はまずはママにプレゼンをして納得(合格)したらその後にパパにプレゼンをしてパパが良いと思えば買ってあげることにします。その際はそれを買う事で自分にとってどんなメリットがあるか、家庭内でもどんなメリットがあるか、買ってもらう場合は自分は家庭内で何をするかなど。それによってプレゼン能力が身に付きます。
小遣いの一部をインデックスの積立投資をやらせようと思っています。
ジュニア口座に関してはこちらの記事も参照
生まれてすぐに開設したジュニア口座があるのでインデックスの選択肢を与えてどれが良いかを選択させようと思います。
世界株インデックス、米国株インデックス、新興国株インデックスの3つの選択肢で考えています。
1年に1回は運用状況を確認させて投資していることをしっかり認識させようと思います。
それに伴い中学生くらいから以下の書籍やマンガをまず読ませるつもりです。
マネー教育 高校生以降の予定
高校生にもなればある程度お金の価値観が出来上がってきているでしょう。その頃には学費や習い事はいくら掛かっているかや親の給与も話題にするべきだと思います。
日本はお金の話がタブーなのでマネーリテラシーが低いと言われています。欧米ではこのような会話は当たり前のようにしていますので是非日本でも取り入れましょう。
小学生から積み立てたお金は中学生で増額も経て5年以上になっています。
例えば小学生のうちは2000円を積み立てて中学生になったら3000円で積み立てると利回り5%の場合は元本15.6万円が18万円になっています。
高校生も3000円を継続して積み立てれば元本264000円が5%利回りだと高校を卒業する頃には約32万円になっている予定です。
もちろん評価額は上下動するので損失の場合もあるのでそれを若いうちから経験させることは長い人生の大きな財産になると思います。
高校生になると自分の意志があればジュニア口座で自分で取引をすることも可能です。
この頃には既に自分の意志が強くなっているので親のコントロールも利かない可能性が高いですが
それまでのマネー教育が上手くいっていて、ある程度の投資の知識が付いていれば積み立てとは別で
高校3年間分の小遣いとして30万円ほど渡して自由に投資をさせるのも良いと思います。
ウォーレンバフェットは11歳から株を始めています。村上ファンドの村上世彰氏は10歳(小学校3年生)の時に大学生までの小遣い一括100万円を受け取り株式投資を始めて大学生の頃には1億円を達成していました。
そこまでの成功はもちろん求めて無いですが早くから投資をすることは今後の人生においてかなり重要な武器になると思います。
アルバイトなどで収入を得る場合は本多静六氏の収入の25%貯蓄法で先取り貯蓄か先取り投資を推奨します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。日本では欧米などと比較してもお金の教育がほとんどされていなくお金の話題はタブーにされることも多く
教わる機会もほとんど無いと思います。そこで少しでもお金についての教育は親がサポートを出来ればと思っています。
まさしく「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教える」という考え方です。
過去の記事でも書きましたが子供が成功するかどうかは我慢強さが非常に大事だと思ってます。
これまさしく投資にも言えることですね。
チャンスのタイミングを待つ我慢。売り時を待つ我慢。相場が良く無い時は買わない我慢。
教育にはなんやかんや莫大なお金がかかります。出来れば本音を言えば高校と大学は公立に行って欲しいです。
もしも大学が国立に通うことになれば子供にボーナス100万円を渡して投資させても良いとも思ってます。
改めて長期でやる積み立ての威力を記しておきます。
仮に30000円を子供が生まれてから積み立て投資に回して5%の利回りで27年運用すれば元本972万円に対して20,495,677円になっています。
もしくは子供が生まれた際に80万円元本で毎月5万円を利回り5%で19年間運用すれば2,1031,825円でどちらのパターンでも2000万問題は解決してしまいます。
この資本主義の力と複利の威力を出来れば若いうちから知っておくのは長い人生において相当大きな武器になると思います。
皆さんももし参考になったのが1つでもあれば出来る範囲で取り入れてみてはいかがでしょうか。
※本記事を読んで生じたいかなる損害も一切、責任は持てません。
最終的な売買判断は自己責任にてお願いいたします。
taisei honda
15年以上経験を積み堅実な投資手法で毎年着実に平均10%以上の利回りを上げています。『これだけは知っておきたい一番大事なお金のこと:一億総投資家時代の賢い生き方』にてAmazon電子書籍5部門1位。投資の儲けは我慢料。モットーは成功するまで続ければ失敗しない。不幸はお金である程度防げるけど幸せは人間関係でしか得られない