株暴落時の対策
こんにちは堅実投資家のタイセイ(@investertaiseih)です。
不安定な相場が続いていますが皆さんは調子はいかがでしょうか。
今回は株暴落時の対策について初心者やまだ暴落を経験してない方は特に不安だと思うのでそういう人達の注意点と対策です。
持ち株もあると
どうしていいかわからないよ~
コロナウイルスやら不安要素が多いですからね。
やけにならないようにしてくださいね~
この記事では初心者でも、いかに持ち株をどうするかと今後ピンチをチャンスにどのように変えるかがわかります。
記事を読む時間:5分程度で読めます。
目次(クリックで飛べます)
過去の株式市場の暴落
まずは過去の暴落の歴史を振り返ってみましょう。
景気は過去の経験則だと大体10年周期で暴落が起きてます。
1987年10月:ブラックマンデー⇒香港市場45%消失
1991年3月~93年10月:日本バブル崩壊⇒60%の消失
2000年3月:ITバブル崩壊⇒77%消失
2001年9月:アメリカ同時多発テロ
2008年9月:リーマンショック⇒60%の消失
2011年3月:東日本大震災
最近アナリストや著名投資家で暴落が近いと言われているのは周期的にもいつ暴落が来てもおかしくない状況なのと金融緩和の限界が近づいているという見解などからです。
勝ち組みの投資家はこのような暴落で大衆がピンチになっているところを大きなチャンスに変えて生き残っています。
良く感情論ではこのような暴落を利益に変えて金の亡者と思う方もいるかと思いますがそのような考え方はそもそもおかしいと思います。
低迷した市場に誰も投資をしなければ復活することも無いからです。
株式投資は経済活動として非常に重要な役割を果たしているので胸を張ってやるべきだということです。
暴落の心構えと対処方法
上記のショックレベルの暴落でなくても一時的な暴落は年に2回程度は起きています。
いずれにせよ時期がよめるものでは無いので以下の心構えでいられるように気を付けてます。
状況に応じて参考にして下さい。
現金比率アップ
いつでも暴落が来ても良いように証券口座の現金比率を高めに保っておく。
比率は資産状況などによるが40%以上が理想だが私は現状25%。
現金比率は市場の状況に応じて常に管理していきましょう。
いずれにせよ生活余剰金には手をつけない。←これ絶対
過去の事例を参考
現状のコロナウイルスのような事態は過去のサーズの事例を参考にする。参考記事はここクリック
暴落したからといって見通しが経っていない段階で買うと更なる暴落もありうる。
「落ちてくるナイフは掴むな」という格言があるように暴落が落ち着くまで待つ方が得策でしょう。
今回の事例にはどちらも当てはまらないですが他に「事故は買い、事件は売り」とも言います。
例えば企業の事故は短期的な影響で済むことが多いので「買い」、不祥事など事件は根本的な問題な場合が多いので「売り」ということです。
積み立て投資でカバー
そもそも暴落しても良いようにインデックス投信などの積立を長期で運用する。
もしくは個別株と併用する。私はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを積み立てで併用してます。
積み立ての記事は⇒ここクリック
株と逆相関関係の物を保有する
株の値動きと逆相関の物をリスクヘッジ(危機回避)として保有する。
株の銘柄や国で分散しても市場の暴落で一斉に下がることは多いです。株が下がると価値が上がるものを多少でも資産に組み入れることでリスクヘッジになります。
私の場合は純金積み立てをしてます。一般的には金の保有は資産の1割くらいを推奨されることが多いです。
保有株の入れ替え
利益が出ている物やあまり下がっていない優待株などを売却してタイミングを待って高配当株などの優良株、優待株などを買う。
しばらく上がる気配のない株をこの機会に損切りして現金比率を上げておく。
休むも相場
相場が落ち着くまで待てるのは個人投資家の大きな強みです。
相場がよみづらい時には無理に相場に入ろうとせずに静観しているのが一番の場合が多いです。
休むというよりもチャンスが来るまで待つという方が正しいでしょう。
世界3大投資家のジムロジャーズは「生涯20回しか投資のチャンスが無い」くらいの気持ちであればよっぽど慎重に銘柄選びや大チャンスが来るタイミングを見ているということです。
ただ何となく買いたいという感情では買わないということです。
狼狽売りはやめる。
暴落の度に狼狽売りしてたら永遠に相場では勝てません。
まずは落ち着いて狼狽売りはやめましょう。
常に暴落が来るのを余裕で待てる側に回れば勝ち組になれます。
暴落時に買う銘柄を準備
暴落したら買う銘柄を事前にチェックリストに入れておいてすぐに動けるようにしておく。
私の場合は暴落時に買いたいチェックリストは今後2~3倍になりそうな成長株や優待の使用頻度が高く中々下がらない株がリストに入っていることが多いです。
高配当株などは暴落後に早く戻りやすいです。
まとめ
最近起きているような中東情勢やコロナウイルスなどは過去の事例からして過度な心配はしていないです。
結局そこが良い買い場だったとなることが多いのでタイミングが合えばある種安い時期に買えるチャンスだとも思ってます。
ただ今後さらなる猛威を振るうなど、インバウンドが激減して景気悪化で2番底を探る展開や
去年で言えば台風の水害など予想外のことが起きるのが世の中なのでその時のために上記のように備えておけばアタフタせずに冷静でいられるかと思います。
くれぐれも市場から退場しちゃうような相場の張り方はせずに市場に居続けられるように対策していきましょう。
そしてお身体には十分お気をつけ下さい。
※当記事によるいかなる損害も一切の責任を負いかねます。最終的な売買判断は自己責任にてお願いいたします。
taisei honda
15年以上経験を積み堅実な投資手法で毎年着実に平均10%以上の利回りを上げています。『これだけは知っておきたい一番大事なお金のこと:一億総投資家時代の賢い生き方』にてAmazon電子書籍5部門1位。投資の儲けは我慢料。モットーは成功するまで続ければ失敗しない。不幸はお金である程度防げるけど幸せは人間関係でしか得られない