ベーシックインカムの可能性と今後自分が出来る対策
こんにちは~こんばんは~堅実投資家のタイセイ(@investertaiseih)です。
どういうことなの?働かなくても良くなるの?
贅沢しなければ働かなくても生活は出来るかもね。
好きな洋服買ったりはしたいけど。
生活水準は人ぞれぞれだからね~💦
今までみたいに週5日毎日働く概念がなくなるかもね。
では今日はベーシックインカム(BI)について学びましょう~
この記事はベーシックインカムの導入の可能性やメリット、デメリットとそれに備える対策がわかります。
私の主観も入っていますのでその旨ご了承下さい。
※この記事は5分程度で読めます。
目次(クリックで飛べます)
ベーシックインカムとは
最低限所得保障の一種で政府が全ての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされる額の現金を定期的に支給するという政策。
Wikipediaより
世界でのベーシックインカムの試み
①フィンランド、オランダ、カナダ(他)では2017年から社会実験として実施される。政府の負担が大きく財源の維持の問題で3年間プログラムの予定が2年で打ち切られる。
フィンランドの場合は失業保険受給者より無作為に2000人選ばれて毎月560ユーロ(約65520円)支給。
②元ZOZOの社長の前澤友作氏は今年2020年の初めにツイッターにて抽選で100人に100万円配るというお年玉キャンペーンをやりました。
前澤氏もベーシックインカム導入に賛成派で個人で社会実験をしているようです。
メリットとして
最低限の生活が保証され少し余裕が生まれると好きなことを仕事に出来たりよりクリエイティブなことに時間を使えたりで、結果として労働生産性が上がり、収入も消費も増え、全体的な経済効率がプラスになるのでは?という考え方です。
前澤氏のツイッターより引用
この制度が出来れば前澤氏の言うように生活のためやお金のために仕方なく働いている人が現状恐らく多い状況がガラリと変わり、自分の好きな仕事や趣味に時間をかける人が相当増えると思います。一般社会ではあまり聞かないがツイッター界隈ではFIREという言葉が流行っているくらいなのでやはり遅かれ早かれ会社を辞めて自由になりたいという人が私も含めて相当多い気がします。
ベーシックインカム導入のメリット
ベーシックインカム(BI)導入のメリットとしては生活保護や年金などの各種制度の一本化で行政コストが大幅に削減出来ます。その削減した原資をBIの原資にして相乗効果を生みだせます。
また毎日5日間働くことが当たり前になっているのが生活費が最低限保障されれば、5日間働くことが普通ではなくなり苦痛な仕事をやめて好きな仕事をしたりで仕事の多様化につながります。
コロナ以前よりAIの台頭でかなりの分野で人手が必要無くなり、職が無くなる人が増えていずれはBIの可能性はあったようですがあまり現実的に考えられなかったです。ただ今回のコロナであらゆる分野で大打撃を世界的に食らっており今後大不況になると言われています。
今回日本では特定給付金で国民全員に10万円ずつ配布することを決めたのももちろん救済策ではありますがいずれ実施せざる負えなくなるBIの可能性を踏まえた上の実験でもあるような気がします。
ベーシックインカム導入のデメリット
ベーシックインカムのデメリットとして競争意識が無くなり経済が停滞する懸念があることが挙げられます。
この問題はAIの普及の効率化によりある程度は防げると思います。
また上記の社会実験で行った国のように財源不足にならないかという心配があります。
日本は一般会計とは別に、年金に約52兆円、医療に43兆円、介護に10兆円、合計105兆円の社会保障関連支出を行っている。
日本で満20歳以上に月7万円支払うとすると毎年88兆円の財源が必要になります。
一見88兆円だと気が遠くなりそうですが年金の52兆円分や生活保護の分や増税などで何とか見えてきそうです。
個人で出来る対策とまとめ
私は初めてこの制度を聞いた時は日本では縁遠い他国だけのあり得ない制度だと思っていました。
ただこのコロナがきっかけでそうなる日はそう遠くは無く現実味を帯びてきていると感じています。
会社を嫌々毎日行っている人であれば私も含めて決定すれば歓喜を上げる程に嬉しいことだと思います。
考えられる今後の企業の動きとしてはテレワークが一般化され必要無くなる社員が洗い出しされて大規模なリストラが行われ、
それに加えてのAI普及なので人が相当あぶれることになるということです。
BIの制度自体が問題なのではなく、人員削減などで仕事が無くなりもっと働きたくても働けなくなる人が多数増えることです。
私も含めてそうならないようにAIには取って変わらないような専門知識や技術を身に着けておくべきなのと、各々の時間が増えることが予想されるので生きがいを感じられるような趣味や仕事(副業)を見つけておくのも大事だと思います。
いずれにせよ生活のための仕事をしなくても良くなるので素晴らしい世界だと思います。そんな日が来るのが待ち遠しいです(もちろんそうならない可能性もありますが)
そして恐らく国民一人当たり7万円位だとしたら子供一人の3人家族で21万円です。この制度が出来れば年金や生活保護も無くなります。
これだけだと足りないと思う人が大多数だと思うのでそれに代わる資産を作り、
配当収入などのインカムを得られるようにしたいところ。
仮に1000万の資産だとしたら株の想定利回りとして用いられる4%ルールで年間40万円で月に3.3万円になります。
2000万円の資産だとしたら年間80万円だと月6.6万円。
3000万円だとすると120万円で月10万です。
5000万円だとすると200万円で月16.6万です。
現状資産が全然無い人はすぐに以下のようにした方が良いです。
お金が貯まらない人は、まず固定費削減して毎月の給与から強制的に積立をするべき。給与の最低10%以上出来れば25%。どちらも最初の設定のみ。それで半年以上の生活余剰金が出来たら積立の一部を投資に回すと良いです。#株やれ
— たいせい@堅実冒険投資家×ブログ (@investertaiseih) May 30, 2020
それぞれの家庭や個人で目標額を決めてみると良いと思います。
※本記事を読んで生じたいかなる損害も一切、責任は持てません。
最終的な売買判断は自己責任にてお願いいたします。
taisei honda
15年以上経験を積み堅実な投資手法で毎年着実に平均10%以上の利回りを上げています。『これだけは知っておきたい一番大事なお金のこと:一億総投資家時代の賢い生き方』にてAmazon電子書籍5部門1位。投資の儲けは我慢料。モットーは成功するまで続ければ失敗しない。不幸はお金である程度防げるけど幸せは人間関係でしか得られない