個人投資家が有利な理由とそれでも負ける人が多い理由
こんばんは堅実投資家のタイセイ(@investertaiseih)です。
日本でも国の政策などあらゆる手段を使って個人で投資をさせようとしてきているように感じます。
NISA、IDECO、2000万円問題などは全て「将来的には国民の面倒を見切れないから投資して自分で何とかしてね」のメッセージでもあります。
今日は機関投資家などのプロと比較して個人投資家が有利な理由と何故それでも負ける人が多いかの理由についてです。
個人投資家の強みと弱みを知っていればあなたの投資の勝率も上がるかもしれません。
この記事は3分程度でよめます。
目次(クリックで飛べます)
個人投資家の強み
相場が良い時だけ参入
投資の経験を重ね儲けることを何度か経験すると売買に自信もつき買いたい病が出てくることがあります。
そんな時は今まで勝てたのは相場が良かったからもしくは運が良かったからと思うようにして大きく儲けた後は次のチャンスが来るまで待つというスタンスを取った方が良いことが多いです。
機関投資家のように常に買ったり売ったりしなければいけないという制限がない分、待てるというスタンスが取れる個人投資家はかなり強みになります。
中小型株で勝負出来る
機関投資家はある程度の金額を動かすので流動性が必要になってくるので必然的に新興市場の銘柄は避けたり時価総額1000億以上とか運用規定があります。
個人投資家は資金力のあるプロとの戦いを避けながら新興市場の時価総額が小さい株で勝負が出来ます。
特に運用金額が小さいうちは成長小型株で運用した方が上昇率も高くなるので資産拡大するには効率が良いです。
もちろんその分変動率が高くなるので損失のリスクもありますが大型株のみで配当金目当てに投資しても投資金額が小さいうちは中々増えません。
例えばトヨタ自動車24兆円の時価総額の会社より100億円以下の成長株の時価総額の会社の方が2倍とか3倍とかになる可能性が高いので
こういう株をうまく買って資産拡大を目指した方が効率が良いです。
長期で見れるので時間分散が出来る
機関投資家は限られた期間で成果を出さないと首を切られますのでメンタル的によっぽど大変です。
個人投資家の投資期間は完全に自由なので複利を最大限に生かしながら運用できます。
また株主優待投資が出来るのも個人投資家の強みです。
好きな優待がある会社に安い時に長期投資すれば優待を楽しみながら低リスクで投資出来るのもメンタル的に良いですし総合利回りも高くなり勝つ可能性も高くなります。
何故負ける人が多いか
単純に上記の真逆のことをしている人が多いからです。
具体的には相場が悪い時やチャンスでも無いのに買いたくなって買うとか、プロとの戦いの大型株ばかりで勝負するとか、短期で儲けようとするとか。
積み立てをしている人でも暴落が起きて損失を抱えて止めてしまう人が結構多いことに驚きます。
これは明らかにマネーリテラシーが無さ過ぎなのと長期で見ることが出来ない人が多いということです。
投資のイメージとして楽して儲けるとか一攫千金とか思っている人も多いのでそれも原因の一つでしょう。
投資は実体験で小さな失敗を沢山重ねてようやく自分の儲ける型を見つけてそれでも完全では無いので常に勉強して情報をアップデートしていき
少しでも勝つ可能性が高くなるように買うタイミング、銘柄、売るタイミングなどを選択していく必要があります。
それを苦では無く楽しんで出来るようになれば強いと思います。
まとめ
いかに個人投資家のメリットを存分に生かせるかが株式市場において長く生き続けられる秘訣でもあります。
私の手法としては初めは経験を積むためにも銘柄分散、時間分散などをして小さな失敗を重ね、徐々に自身が付いたら銘柄は集中投資にしていき
資産を拡大していく手法を取っています。
もちろん市場暴落のリスクや銘柄が思わぬ方向に行くことも多々あるのでそうなっても良いように対策や損切も随時行いトータルで勝てれば良いという考えの元で売買してます。
taisei honda
15年以上経験を積み堅実な投資手法で毎年着実に平均10%以上の利回りを上げています。『これだけは知っておきたい一番大事なお金のこと:一億総投資家時代の賢い生き方』にてAmazon電子書籍5部門1位。投資の儲けは我慢料。モットーは成功するまで続ければ失敗しない。不幸はお金である程度防げるけど幸せは人間関係でしか得られない