投資

メンタルに負けない投資法

こんにちは~こんばんは~堅実投資家のタイセイ(@investertaiseih)です。

改めて安部首相大変お疲れ様でした。

そしてアベノミクスで日経平均2.5倍まで押し上げたのは大変素晴らしい功績だと思います。

私もアベノミクスの恩恵に乗っかれたので非常に感謝しております。

ありがとうございました。

 

さて今日は投資のメンタルに関してです。

投資は暴落が付き物です。

メンタル弱い人は暴落の恐怖で市場から退場してしまう人も大勢います。

ただ暴落が起きることで大きなチャンスにもなります。

そんな理屈はわかっているよっていう人は多いと思います。

理屈をわかっているからと言って実際行動出来るかどうかは全く別問題です。

最近こんなツイートしたので深堀りしようと思います。

如何に平穏な気持ちで投資するって意外に難しいので出来るだけ恐怖心を取り除き平穏に投資をする方法を考えてみました。少しでも参考になれば幸いです。

※この記事は3分程度で読めます。

ショック安後の行動

結果論ですが今回コロナショック後に大きく買えた人は大きな利益を得ています。

分かりやすかったショック安はここ10年で言うと東日本大震災後や前回の大統領選挙の時などは大きく買う事が出来ました。

今回の疫病でのロックダウンや緊急事態宣言は今生きている人はほとんど実際に経験したことが無くどこまで影響が及ぶのかという恐怖感があったと思います。

私もその一人で正直言ってショック後に大きく買う勇気は無かったです。

 

あのバフェットですら行動を見誤り航空株を買ってからすぐに損切りしています。

ただチャンスとも思いつつどこまで下がるかという恐怖心が半々でした。

 

そんな中で私がやった行動としては、いつまた暴落が来るか分からないのと不景気が来ると思ったので月の固定費を削減して今まで日本の個別株とバランスファンド、金(ゴールド)というポートフォリオでしたが追加で固定費削減分を使ってS&P500の毎日積み立てを新たに始めました。

既に積立をしてる人は暴落時にスポットで買い増したり積立額を増額するのもありです。

その間、個別株は少し利益確定や損切をして一部新規購入していますが大きく動かしていません。

これはいつか戻るだろうという気持ちと確実に私のリスク許容度が超えてしまう事を感じたので大きく買うなどの行動はしませんでした。

金融緩和は始まったばかりでまだまだチャンスはあると思っていますのでもっとわかりやすいチャンスが来た時に買えれば良いと思っています。

もちろんあの暴落で買えた人は結果的に大きな利益を得ているしそのセンスや勇気は素晴らしいと思いますが私にはあの状況では到底出来そうに無いです。

人それぞれ自分のリスク許容度を考慮して投資していけば良いと思います。

損小利大の実現方法

損切方法

私が一番苦手なのは損切です。

長期で右肩上がりを想定しているインデックスファンドの投資に関しては損切は不要ですが個別株に関しては損切が必要になります。

損切は早めに、利益は出来るだけ拡大させるのが株式投資で成功する秘訣です。

いつか戻るだろうと持ち続けて損失がどんどん拡大するのは経験がある人も多いと思います。損切に関しては以下を基準にしています。

損切する時に私もやりがちですがお勧めしないのは、利益が出ている株を売却して損失を相殺しようとする行為です。

利益が出ている株は今後も上がる可能性が高い場合が多いのでその分の利益を逃してしまいます。

逆に一番損失が大きい物から損切りする方が良いでしょう。

あくまでも一つの銘柄で完結して考えた方が後々見ると成績が良いです。

利益を拡大させる方法

よくある手法ですが株価が2倍になったら半分売却して元本を回収する。(そういう株を恩株と呼びます。)

元本を回収しているのでそこから下がろうが一切損失にはなりません。

恩株を増やしていくとメンタルは余裕で気分は無敵状態になりチャンスでリスクを取りやすくなります。

そして高値更新しているうちは売らずに保有し続けて市場が一時的な理由で大きく下げて連動して下がった時などに買い増しも行います。

状況によって高値から10~20%など(各自の判断で)下がったら一部売却するなど設定して高値が更新していけば売却ポイントも上がっていくので利益を伸ばしやすいです。

もちろんこの手法をすることでテンバガーを取ったとしても丸々最初の元本の10倍儲かる訳では無いですが

メンタルを如何に楽にして10倍になるまで待てるかを考えると非常に有意義な手法であることは明らかです。

 

またこれは手数料の無駄なのであえてお勧めしないですが、私の良くやる手法として

例えば優待目当てで100株保有していて株価が2倍になった場合で優待の権利を無くしたくない場合はあえて100株追加して200株にした上で半分売却して利益を確定することもあります。

あくまで評価益は確定しないと自分の物にならないので確定利益を積み上げておくことは気分的に非常に楽になります。

景気が良い時に現金比率を高める手法

景気が良いと気分のノリノリになり、どんどん株価も上がるという錯覚を起こしてそのまま保有し続けることが多くなります。

それを防ぐための方法としてこれは投資を長くしている人はご存知かと思いますが、アセットアロケーションといって資産配分をあらかじめ設定して変動に応じて資産配分をリバランスするとういうやり方です。

 

例えばザックリ分かり易くリスク資産50%、無リスク資産50%の配分に設定した場合で考えてみましょう。

景気が良いと株価が上がりリスク資産が20%アップして70%になった場合は20%を売却して無リスク資産の配分を50%に戻すことです。

 

このようにすることで好景気の株高時にリスク資産が多すぎていざ暴落が起きた時に現金が無くて対処出来ないなどのリスクを減らすことが出来るのと暴落をチャンスに変える事も出来るようになります。

まとめ

株式投資ってこう考えると如何にメンタルが大事かと分かるかと思います。

今回のコロナショックは今までに経験したことが無いので非常に貴重な経験だったと思います。ショック時に守りに入るのか攻めに入るのか非常に難しい決断に迫られます。

 

株の儲けは我慢料とはよく言った物でまさしくその通りだと思います。

ただその我慢を如何に楽にして自分のリスク許容度を知りメンタルを保つように対策をすれば大きなチャンスをものにしやすくなれるかと。市場から退場しない事が何より大事なので無理しない投資を心がけていきましょう。

皆様の成功を祈っております。

 

※本記事を読んで生じたいかなる損害も一切、責任は持てません。

最終的な売買判断は自己責任にてお願いいたします。

 

15年以上経験を積み堅実な投資手法で毎年着実に平均10%以上の利回りを上げています。『これだけは知っておきたい一番大事なお金のこと:一億総投資家時代の賢い生き方』にてAmazon電子書籍5部門1位。投資の儲けは我慢料。モットーは成功するまで続ければ失敗しない。不幸はお金である程度防げるけど幸せは人間関係でしか得られない