分散投資と集中投資どちらが良いか
こんにちは~こんばんは~堅実投資家のタイセイ(@investertaiseih)です。
特に初心者は分散投資は必須だよね~。
ただ分散し過ぎたり、ずーーーーと分散してると中々増えないという
ジレンマに陥ることもあるよ
どういうこと!?
※この記事は3分程度で読めます。
目次(クリックで飛べます)
分散投資を勧める理由
大概の投資本や投資経験者は分散投資を勧めています。
何故かというと集中投資をして読みが外れて大損した場合メンタルをやられてそのまま市場撤退するというのを避けなければならないからです。
特に初心者のうちは気持ちにも余裕が無いので分散投資した方が良いという考えです。
「卵を一つのカゴに盛るな」というように分散を推奨する格言もあるくらいです。
例えば1社に投資をしており倒産すれば投資額100%マイナスですが、10銘柄の株を均等に買って1社が倒産することになっても資産の10%減で済みます。
ただ中には分散投資より集中投資を勧める人もいます。次章にて詳細説明致します。
集中投資の方が良い理由
世界No.1の投資家ウォーレン・バフェット氏は「分散投資は投資の素人向け」「分散投資はリスクにヘッジをするのではなく無知に対するヘッジ」だと言っています。
そもそもバフェットは、投資は自分の得意分野に投資した方が良いと言っており投資する銘柄をとことん調べた上で集中投資をしています。
私もやりがちですが分散すればするほどに1つの銘柄に自信が無く選択肢を広げていくパターンが多い気がします。手を広げ過ぎて情報が追えなくなったり調査が疎かになり数打てば当たるというスタンスになりがちです。
得意分野や得意銘柄にまれに来るチャンスが来た時に少数銘柄に時間分散で購入しながら集中的に投資する方が儲かる確率も断然上がります。
ピーター・リンチの言葉として「個人の投資は5銘柄程度にすべき」、「株式市場では、確かな1銘柄は、よく分からない10銘柄に優る」と言っています。
集中投資が必要ない人
既に自分にとってある程度の資産がある人や集中投資のリスクを許容出来ない人、投資でそんなに資産を拡大する必要が無い場合は集中投資をする必要が無いです。
リスク許容度は人それぞれなので少しずつ投資を経験しながら許容度を図るのが良いでしょう。
またインデックス積み立てなどのみで運用する場合も集中投資のしようがないので如何に固定費を減らして積立額を上げるかを考えた方が良いでしょう。
まとめ
分散投資はリスクが軽減出来るメリットがありますが同時に分散すればするほどに1社の会社の株が大きく上昇しても利益が分散されてしまいます。私の考えとしてもピーターリンチが言うように1銘柄に対して丹念に調査をして5銘柄程度の中小型株に1年~数年程度で2~3倍を狙う集中投資をするのが一番良いと思っています。
「分散は富を守る。集中投資は富を築く」という格言がある通り
分散投資が必要なのは金額的には人それぞれですが、例えばアッパーマス層(資産3000万円以上)や準富裕層(資産5000万円)や富裕層(資産1億円以上)のフェーズに入り、増やす段階から守るフェーズに入ってから分散させていくのがセオリーです。もちろん知識と経験を得た後で、初心者のうちは分散しながら色々な投資手法を試して実践するのも良いです。
ある程度勝ちパターンが出来てきたら集中投資に徐々に切り替えるなどが良いと思います。
増やすフェーズの人や年齢が若くてリスクが取りやすい方は小型株などで集中投資をした方が当たると圧倒的に資産拡大のペースが速まります。
ただ集中投資は、もちろんその分リスクも高まります。
人それぞれリスク許容度が違い、投資に対しての目標資産額も違うので一概には言えないので色んなやり方を試して自分に合った投資手法を確立するのをお勧めします。
以下集中投資に関して非常に参考になる書籍です。
※本記事を読んで生じたいかなる損害も一切、責任は持てません。
最終的な売買判断は自己責任にてお願いいたします。
taisei honda
15年以上経験を積み堅実な投資手法で毎年着実に平均10%以上の利回りを上げています。『これだけは知っておきたい一番大事なお金のこと:一億総投資家時代の賢い生き方』にてAmazon電子書籍5部門1位。投資の儲けは我慢料。モットーは成功するまで続ければ失敗しない。不幸はお金である程度防げるけど幸せは人間関係でしか得られない