株主優待銘柄は実際儲かるのか
こんにちは~こんばんは~堅実投資家のタイセイ(@investertaiseih)です。
自己紹介はこちらをご覧ください。
今年はコロナ元年なので異例な1年ですが株主優待の改悪が多い年になりました。
最近では優待投資家に人気だったすかいらーくが改悪になりました。
そこで株主優待をメインにした投資でどのように買えば儲かるのか、そもそも株主優待メインで儲かるのかを深堀していこうと思います。
この記事は5分程度で読めます。
合わせて読みたい⇒こちら
目次(クリックで飛べます)
株主優待の失敗銘柄
まんだらけ
3年以上前に保有。700円前後の株価で年2回4000円の商品優待券が出ていました。実に優待利回り10%以上でした。優待利回りだけでお得だと思って購入しましたがそもそもですが、まんだらけで欲しいようなマンガが売っていなかったのが大誤算で優待券を全部使用するのに結構苦労しました。結果的にそんなに欲しく無い物を買っていたりもしたので売却しました。
教訓として利回りだけ良くても自分が好きで優待券を使えないと全く意味がない
優待利回りが良すぎて売却後ですが結局半分改悪になりました。
アドアーズ(現Keyholder)
去年だったか改悪して結構がっかりしたのがアドアーズの優待でオリーブスパという芸能人御用達の高級スパの優待券2万円分×2枚を2000株130円前後で常時15%以上の優待利回りありました。ここは芸能人の不倫現場にもなっており普段味わっていない高級感を味わうのに特に麻布の店が相当良かったです。
嫁さんにもこの高級感を体験してもらおうと優待券をあげたらHPをチェックしてエロい店と勘違いされました💦
この良すぎる優待は長くは無いと初めから確信していたので深みに、はまる前に逃げられましたが案の定その後に優待権利が3500株になりその後なんやかんや完全に廃止になりました。
株主優待の成功銘柄
チムニー
東証2部の時に優待を新設して東証1部を目指すと言及していました。完全に株主数目当ての優待新設だとわかりすぐに乗っかって購入しました。優待券を年2回楽しみながら東証1部に思惑通り上場し株価も3倍まで上がり全て売却しました。
ライザップ
今はだいぶ厳しい状況になってしまいましたがノリノリの時は株価対策に力を入れている会社というのを凄い感じました。中期経営計画も明確で社長の考えも共感出来ました。株主優待もイデアインターナショナルとかもグループに抱えており人気のホットプレートやオーブンなど毎年優待をカタログで選択するのが奥さんとの楽しみでもありました。成長株は如何に長期で成長を待つことが出来るかですが長期で持つことが出来たのは会社の成長を信じれたのと株主優待が楽しみだったのが間違いなくあります。
保有から最大売却時で7倍まで持つことが出来ました。
日本モーゲージサービス
最近分割と同時に優待改悪しました。MSワラントが発表されて翌日に売却しました。
一見失敗銘柄のようですがここの株は優待新設されてすぐに買ったので一時は倍増の100%の利益が乗っていましたがその後下がりましたが60%プラスで売却出来ました。ここの上手い所は100株で3000円のクオカードと4500円相当のカタログギフトを付けており長期優待制度で3年以上で3000円のクオカードと9000円のカタログ、5年以上で4000円のクオカード、9000円のカタログギフトでお得感が満載でした。普通の感覚として長期優遇を付けている優待はそうそう改悪や廃止は出来ないと思っていました。
ただ私も含めそれに釣られた人も多くて株価もかなり上げられたので会社としては思惑通りで成功だしそれに自分も上手いこと乗っかれたので成功事例かと。ただ長期3年以上の優待を誰も貰う前に改悪してMSワラントをぶつけてきたので、釈然としない思いと株主思いの会社では無いと思いすぐに売却しました。
まとめ
株主優待は投資初心者にとっては入りやすくて株をやるとっかかりにはとても良い制度だと思います。
私も今でも株主優待銘柄を保有しています。
ただ、まず言えることとして優待利回りやその優待だけ欲しくて業績などをチェックしないで購入した銘柄は大概失敗しています。
優待を実施している会社の意図や思惑に上手く乗っかって優待と株価の上昇と両方取れる銘柄を狙うようにしています。
例えば優待新設の時の会社の思惑や一部上場を目指しているなどのカタリストはあるかなど、
株価対策に積極的か、中期経営計画などを積極的に出しており内容が共感出来るかなど複数の良い条件が重なりその上で優待の使いやすさなど、あくまでも銘柄を選定する時の条件の一つというスタンスです。
なるべく複数の良い条件が絡んだ時だけ、そして市場の暴落などを利用して出来るだけ安く買うように心がけています。
また優待としての経費が掛かり過ぎていないかも気にしています。
例えば外食産業の飲食店で使用できる優待券は原価率で考えてもコストは低めですがクオカードなどの金券は額面以上にコストが掛かっているので無理をした優待になっていないかという視点も大事です。
では皆さんと共に良い投資が出来ることを祈っています。
※本記事を読んで生じたいかなる損害も一切、責任は持てません。
最終的な売買判断は自己責任にてお願いいたします。
私がかなり影響を受けた投資家の一人です。分かり易くて良書です。
taisei honda
15年以上経験を積み堅実な投資手法で毎年着実に平均10%以上の利回りを上げています。『これだけは知っておきたい一番大事なお金のこと:一億総投資家時代の賢い生き方』にてAmazon電子書籍5部門1位。投資の儲けは我慢料。モットーは成功するまで続ければ失敗しない。不幸はお金である程度防げるけど幸せは人間関係でしか得られない