インデックス積立投資も意外と継続するのが難しい5つの理由
こんにちは~こんばんは~堅実投資家のタイセイ(@investertaiseih)です。
自己紹介はこちらをご覧ください。
以下のツイートを深掘りしました。
積立投資って長期で継続して複利効果を得るべきだけど、継続するのがガチで大変な理由
— たいせい@堅実冒険投資家×ブログ (@investertaiseih) October 15, 2021
◎10年程度で好調な市場が交代
◎新たな魅力的な金融商品生まれる
◎人生のライフイベントで資金の切り崩し
◎暴騰や暴落で翻弄される
これらを乗り越えていきましょう🤑
この記事はインデックス積み立てを継続するのが難しい中でどのように継続させるかがわかります。
※この記事は3分程度で読めます
目次(クリックで飛べます)
投資している人の比率
まず日本人の家計の金融資産構成は現金・預金54%、株式・投資信託・債券等14%、保険・年金その他32%
米国は現金・預金14%、株式・投資信託・債券等51%、保険・年金その他35%で米国が株価対策をすると景気に直結するのも、うなずけます。
最近では2000万円問題が騒がれたこともあり投資している人の比率は2015年に30%に対して2020年には40%になったようです。中でも20代30代の若年層が比率を押し上げているようです。不景気しか知らない世代なので危機感が強い人が多いのでしょう。
とは言え私の主観ですが投資をしている若い人程、冒険的な投資をしたい人が多く個別株とか仮想通貨がメインでインデックス積み立てなど地味に感じてやらない人も多い印象です。
インデックス積み立ての継続が難しい5つの理由と対策
周りにやっている人もいなく心折れやすい
周りに投資をしている人がいない場合も多いですが日本人はそもそもお金の話をするのは卑しいという考え方が主流になっているので周りで投資について話したりする人がいない人がほとんどでしょう。
ツイッターで投資に関して発信して分かち合うのは非常に有用だと思います。
投資をしてたりこれからする人でツイッターをしていなはツイッターをすることをお勧めします。
市場の流行が10年ごとに変わる
太郎さんのめっちゃ分かりやすい画像あったので以下に貼っておきます。
画像のように市場のブームは10年周期で変わっていくので仮に米国のインデックスを保有していて
次の10年で低迷期を迎えると多くの人は心が折れて売却してしまう可能性があります。
結局10年低迷しても15年以上積み立て保有していれば平均に回帰して上昇している可能性が高いですが色んな情報やノイズに目移りしたり心折れる人も出てくるので、狼狽や投げ売りしないように現金や逆相関になりやすいゴールドを保有したりでヘッジ対策して如何に長期で保有することの有用性を腹落ちするまで理解することが大事だと思います。
新たな魅力的な金融商品が生まれる
これは嬉しい事でもありますがその都度資金的な問題もあり今まで積み立てたのを止めて乗り換えるか判断に迷います。
私も実際去年からS&P500インデックスとオールカントリーインデックスの手数料などのコストの安さや商品自体の魅力に魅かれ積み立てを始めたのですがその際に10年程前から積み立てていたセゾングローバルバランスファンドの積み立てをストップしました。
この際は売却するのではなくそのまま保有にして積み立てを切り替えました。
外国債券が50%なので市場が暴落した時の下落がマイルドになるのでヘッジとしても保有し続けることにしました。
しかも売却すると特定口座なので税金も取られるし今後の資産切り崩しの段階までは保有して利益を最大化して売却した方が良いという判断をしました。そうすることで税金の支払いを先送り出来ます。
人生のライフイベントで大きな出費が必要になる
人生のライフイベントとして考えられる大きな出費は結婚、引っ越しやマイホーム購入、転職などです。
これらの時期に数百万円とまとまった資金が必要になりインデックスを一部や全部売却する可能性もあります。
対策としてはこれらの資金は引き出しやすい現金で生活余剰金として3か月分~6か月分程度を別に保有しておくのが良いです。
またマイホームを購入するか否かは賛否がありますが
私は実際に保有していて資産価値の下がりづらい家で家族が満足出来る家であれば今後の人生が豊かになるので賛成派です。
出来ればフルローンなどでそれまで貯めた資産は減らさないようにしたいところです。
こちらも参照☞マイホーム頭金問題
暴落や暴騰で翻弄される
インデックス積み立てとは言え、暴落や暴騰があると心が揺さぶられます。
暴落で評価額が大きくマイナスになったり暴騰で大きなプラスになると売却したくなります。
その際に売却するとその後タイミングを図って再度購入するのが非常に難しく結果そのまま保有していた方が良かったということが多いです。タイミングを図らずにそのまま保有していれば良く暴落時には安い時に沢山購入出来るのが積み立ての大きなメリットになります。
まとめ
以下に対策をまとめます。
◎投資をやっている人が周りにいない場合はツイッターで発信しよう。
◎市場は10年ごとにブームが変わるのでその辺も見越して最低でも15年以上の超長期で考えよう。
◎新たな魅力的な金融商品が出てきたら今までのは売却せずに積み立てだけストップして切り替えるのもあり。
◎人生の大きな出費のために生活余剰金を3~6か月分を現金で持っておこう。
◎暴落や暴騰時には翻弄されるが暴落時こそ沢山購入出来るのでメリットになる。売却すると再度購入のタイミングが難しいのでそのまま継続しましょう。
以上
皆様の幸運を祈っております。
taisei honda
15年以上経験を積み堅実な投資手法で毎年着実に平均10%以上の利回りを上げています。『これだけは知っておきたい一番大事なお金のこと:一億総投資家時代の賢い生き方』にてAmazon電子書籍5部門1位。投資の儲けは我慢料。モットーは成功するまで続ければ失敗しない。不幸はお金である程度防げるけど幸せは人間関係でしか得られない