株クラでは非常識なことを当時無知なゆえに、ことごとくやってどうなったか
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世間では常識と言われているようなことが株などの投資に日々勤しんでいるツイッターにいるカブクラには非常識と思えることが多数あります。
以前は無知でそのような非常識をことごとく実施してきて実際どうだったかを考察してみます。
※この記事は3分程度で読めます。
こちらも参照☞マイホーム頭金問題
目次(クリックで飛べます)
マイホームは負債だから賃貸の方が資産形成しやすい!?
ロバートキヨサキの著作「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んで
マイホームは資産ではなく負債である
という事を信じてマイホームという選択肢を完全に除外している人も結構多い気がします。
少なくてもここ20年間は東京や地方都市など不動産価格の上昇で資産を増大させた人がかなり多いです。結論として購入時期やエリアなどの利便性や人気度によって大きく変わってくるということです。私の場合は新築で購入して11年程度、去年の査定では購入時の2割程度アップでした。
その辺判断が付かないし資産効率重視でなるべく損はしたく無いという人は購入しない方が無難でしょう。
不動産投資を視野に入れている人もローンの枠が減るので不動産投資を始めた後の方が良いでしょう。
ただ損得以外でも家族の満足感は何にも代えられないプライスレスなものなのでその辺も考慮してトータル的に検討するをことをお勧めします。
低金利時代にはマイホームは出来るだけフルローンが良い
現状は固定金利でも1%前後という破格な低金利なのでなるべく資産を手元に残してその分を資産運用に回した方が明らかに良かったと実感しています。
私の場合は、頭金2割入れると金利優遇もあり自己資金500万円+親援助プラスアルファで2割入れました。同じ様に繰り上げ返済に関しても200万円してしまいました。
元々完済時期が67歳だったので繰り上げ返済をして2年前倒しで65歳で終わりにしようと調整しました。
その200万円と頭金500万円で合計700万円をもっと運用で生かせば良かったと今では完全に後悔しています。
資産形成期はインデックスなど株式のみの運用で債権やゴールドは不要
出典:株式投資第4版(ジェレミー・シーゲル)
上記は有名なシーゲル著書に出てきた1ドルをそれぞれの資産に代えて200年間でどのような推移になったかという図になります。
株式の場合は1ドルが60万ドルになっていて長期では絶大な利回りになることが分かっています。
特に20代、30代や資産形成期で資産3000万円~5000万円以下の場合は投資期間も30年以上は取れるので債権やゴールドは不要で株式に長期で集中投資した方が資産も拡大しやすくなると言われています。
債権やゴールドはあくまでも守りの資産なので増やす目的というより資産家が資産を守るためのものです。有事の際のヘッジで急激に資産を減らさないようにするための物です。
こちらも参照☞純金積み立て10年やってどうなった?
私は資産が全然無いうちから純金積み立てやセゾングローバルバランスファンドで債権を組み入れていたので資産形成に遅れを取ったと自負していますw
ゴールドに関しては10年以上積み立てをして60%程度利益が乗って暴落時の安心も買えたのと時期的にも結果的には良い投資だったと思ってます。ちなみにセゾングローバルファンドも10年程度で現状60%弱です。(過去10年だと米国インデックスであれば年利10%以上でしたが当時は知らないだけかもですが今のような優秀なファンドが少なかった)
学資保険など貯蓄性の保険は入らず投資に回した方が有利!?
去年レバナスが流行った際に一時期学資保険を解約してレバナスを購入したというツイートを何度か見ました。そのツイートを批判するツイートが炎上したりもしてました。
日本人は無駄に保険をかけている人が多いのでそういった意味でもリベ大などで保険不要論などを見て拡大解釈して全て解約してしまう人も多数出たようです。
上昇相場の時はリスクを如何に取って早く資産を大きくした方が良いという考えが横行したり脚光を浴びたりしますが現状のような不安定な相場の時は、ゴールドしかり学資保険などが見直される傾向があると思います。
ただ学資保険の場合は返戻率が100%+数パーセントなので資産運用というよりは保険の要素が強いので資産運用と分けて預金しておくよりは保険も付くし簡単には解約する気にならないし良いかなという感覚で入ってます。
米国のインデックスや世界株のインデックスの積み立てをしておけば大抵は15年以上であればプラスに推移して平均利回り5%程度は狙えるので学資保険に入れる分をインデックス積み立てで回すのは確率的にも得する可能性が高いとは思いますのでその判断でも良かったとも思います。
ただレバナスなどは特に暴落のタイミングと学費が必要なタイミングが重なった場合はそれ以外の資産が無い場合は資金集めが大変になるのが想定されます。
学資保険で確実な現金を蓄えながらサテライト枠でレバナスという考えでレバナスは購入しています。
学資保険をやっていることで通常よりもリスクを取りやすくなったのがメリットになっていると言えるでしょう。
こちらも参照☞レバナスが何故これほど流行っているのか
まとめ
①マイホーム購入は確率でいうと日本の人口は減少するので資産価値が減少する可能性が高いが購入時期やエリアなどによって大きく異なり資産増大する可能性もあり。損得以外でも購入して満足度がどれだけ上がるかなども購入検討材料にした方が良いでしょう。
②マイホームはこれだけ低金利な状況であれば出来るだけフルローンで購入してその分をインデックスなどの資産運用で回した方がいざという時にも簡単に売却して使えるので良い。
③資産形成期の債権やゴールドは資産拡大スピードを鈍化させるのは事実。特に若者は期間を掛けられるのでインデックスなど株式のみの運用でも良いと言えるでしょう。それも踏まえて暴落時のヘッジをしたい人は10%など比率を決めて購入すれば良いでしょう。
④学資保険は返戻率がかなり低いので資産運用としては向かない。自分で資金を貯めたり運用するのが苦手な人や保険の要素を組み入れて安心材料を手に入れて他の資金でリスクを取りやすくするという考えでやるのはアリだと思っています。
結局全てに言える事は人それぞれ状況は異なるのでインフルエンサーが言ってたからとかで判断せずに自分の家族構成、年齢、資産、リスク許容度などでトータル的に検討して後悔の少ない自分の最適な資産運用を見つけていきましょう。
taisei honda
15年以上経験を積み堅実な投資手法で毎年着実に平均10%以上の利回りを上げています。『これだけは知っておきたい一番大事なお金のこと:一億総投資家時代の賢い生き方』にてAmazon電子書籍5部門1位。投資の儲けは我慢料。モットーは成功するまで続ければ失敗しない。不幸はお金である程度防げるけど幸せは人間関係でしか得られない